「志望理由」は、「(4)志望理由の書き方」のところで述 べたのと同じだが、しゃべって伝えるための工夫が必要である。試験官は当然書類を見て面接するのだから、内容は同じでなければならないし、うまくまとめる ことや、補足的に語れるようにすべきだろう。もちろん、キッカケばかりだらだら話すのは駄目。現在の関心とそれをどう大学で学んでいくのかを、簡潔に語る こと。
「学問分野」について。AO・推薦で入るということは、その学部学科の学問が好きであるというのが前提だ。まあ建前だけそういっておく、というのが普通か もしれない。しかしそうであるならば、建前だけでもその学問について調べ、興味がある振りくらいはしてほしい。アエラムックの『〜学がわかる』シリーズなど読む。関 連するニュースをおさえる。新書などに目を通す。出来る範囲で構わないので、多少はその方面の学びに関心を持つこと。そうすれば面接で困ることは無い。
「社会」について。どの分野に進むにしても、一般社会で生じている出来事にある程度アンテナを張っていることが要求される。まあ、社会には全く興味 がないという人は、ちょっといやだなと試験官に思われるだろうことは想像出来よう。詳しく知る必要はないが、テレビのニュースくらいは見ておいたほうがよ い。そんなヒマないという人、本当に全く興味がない人も、『朝日キーワード』や『日本の論点』などを買って、目を通しておく。年末の10大ニュースは最低 おさえる。ネットで『イミダス』や『知恵蔵』に登録する(紙媒体は現代用語の基礎知識のみ)。このくらいの努力はしておきたい。また、ある出来事につい て、その論点というか、自分自身の目の付け所を、簡単に説明できるように練習するとよい。
「自分」について。面接で自分のことを聞かれるのは当然のことだろう。性格、性質、能力、長所、短所、趣味、特技などはもちろん、家族、友人など自分の周 りのことについても問われる。自分のことというのはなかなか客観視できないものである。「僕は〜です」という宣言では駄目。どうしてそのように言えるの か、具体的なエピソードなどから説明できるとよいだろう。
